アニメ・ゲーム感想日記

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朗読劇『白昼夢の青写真』(ネタバレあり)

今回は先日7/29に行われた朗読劇「白昼夢の青写真」のネタバレありの感想について語りたいと思います。

朗読劇をまだ見てないよって人はブラウザバックで。

ネタバレなしで感想気になる人はこちらを見てください。

朗読劇『白昼夢の青写真』(ネタバレなし) - ゲーム感想日記 (hatenadiary.com)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからはネタバレありの感想語ります。

大まかなところはネタバレなしで語ったので気になる方はそちらを見てください。今回は主にストーリー考察中心に。ここからは世凪の中に入っていった少女のことを「りん」って表記します。エピローグでは「稟」って表記されてますが漢字似てて見にくいため。

 

Aパート

開幕は海斗と凛が夫婦で中層で暮らしており凛の両親である汐凪と肖子が実在しておりこれはパラレルワールドか何か?って思いながら見てました。

開幕から個人的に凛の声に違和感を感じてはいたんですが生の演技とゲームの演技だと違っても当然だよなぐらいに軽い気持ちで見てました(ここが複線だと気づかずに)。

ここでは凛ではなくりんを演じてるから凛の演技に違和感を感じたんだなーって講演後に気づきました。そのことに気づくと本当声優さんって凄い・・・って思いました。

本当に違和感あるのかもう一回聞きたいので再公演待ってます笑

ちなみに台本だと肖子でCASE-1だと祥子で漢字が違いますね。肖って漢字の意味に「にせる」って意味があって、つまり似てるけど違う=別人って意味で肖子って名前で台本に書いてるんじゃないかなと思ってます。実際「りん」が作り出した別人ですし。

Aパートは平和の日常からふとしたきっかけから海斗が遊馬と出雲に接触でき、海斗は世凪の生態にハッキングされていることをしってOPムービーに入ります。

OPムービー本当にいいですよね、何度も見てます好きです。

OPムービーで首絞めのシーンが出てきた時はどういう展開になるんだろうワクワクしながら見てました。

 

Bパート

開幕の桃もスモモも桃ノ内のところは笑ったと同時に声優さんの切り替えの早さすげーって思いました。次のセリフでキャラを切り替える心情ってどうなってるんだろうって滅茶苦茶気になりますね。こういう生の演技を見れるのが朗読劇の素晴らしい部分だなって思いました。

話は進み海斗は世凪を助けるために強硬手段に出ることを決意しますが正直急展開だなーって思ったけど朗読劇の尺的にしゃーないかなって思いました。これがゲーム本編だと叩かれると思います。海斗自身は何もせず遊馬と出雲と任せておいてなんも対抗策もなく殺すって・・・。って感じでゲームだと批判でると思いますが朗読劇の演出としては素晴らしいものになってました。

海斗にりんを殺させるために遊馬からのメッセージが「得難い結果を得るために、他者を犠牲にする。それはかつて、私が世凪に強いたことと同じだ。海斗。世凪のために、できるか。」ってのが凄く本編を思い出させましたね。

そしてOPに登場した首絞めシーン。ここの声優さんの演技は圧巻でしたね。福島さんの憎しみを込めた演技、これは生の朗読劇で得られない素晴らしいものでした。

また浅川さんの演技も素晴らしかったですね、なんといってもCGと合わさってエロかった笑 ここのCG差分欲しい・・・。

 

Cパート

世凪の世界に入りすもも、オリヴィアの順に再開するシーン、本編のラストシーンを思い出しますね・・・。次に世凪が登場した時はもう・・・。世凪がごめんねって言うとswitch版のディザームービーのラストをどうしても思い浮かべちゃいますね。

そしてりんと対面シーン。憎しみに救われたってセリフが凄くよかったです。ようやくここで真の首謀者であるりんのことが少し語られてよかったです。

りんと対面後に海斗と遊馬と対面するシーン。海斗と遊馬の間に信頼関係が伺えるのがいいですよね。世凪にしたことは一生許さないが科学者としては信頼してる・・・みたいな。本編ラストにも通じるシーンでした。

そしてラスト、仮想空間で世凪がりんに向かって「はじめまして。あなたの名前はー?」って締めてる部分も海斗と世凪が初めて会ったシーンを思い出しました。

 

エピローグ小説

ここでは謎の正体であったりんについて語られてます。このエピローグ小説が余韻にとてもいいです。朗読劇でほとんど登場しなかったせいでりんにあんまり感情移入ができなかったんですがエピローグ小説読んだ後に朗読劇を思い返すと感情移入できて不思議な気持ちになれます。これをグッズ付きチケットに入れてくれて感謝です。

 

キービジュアルについて

朗読劇のグッズになってる二つのキービジュアル、朗読劇中にCGとして使われていなかったのでこれどこをイメージして描かれたのかなって気になったので想像の範囲で考察します(とんでも方向で間違ってたらごめんなさい)。

これは想像なんですが世凪とりんの精神が混ざり合ったシーンなんじゃないかと思います。理由としては世凪とりんが背中合わせて手を繋げている、これが世凪とりんが同調していることを示しているじゃないかなと。周りの景色も現代日本で仮想世界だからって単純な予想ですが。

 

これはエピローグ小説の7ページで出てくるワンシーンじゃないかなと思います。りんが世凪の世界に入って横になってたくさんの本と一緒に寝ていたシーンがあるのでここじゃないかなーっと。

 

全体を通して

これはネタバレなし感想でもいいましたが最高の体験をありがとう!朗読劇というコンテンツを生で見ることができて本当によかったと思ってます。声優さんの生の演技を聞くことでこんなにも心揺さぶられる作品が作られたんだなーって感じました。もう一度あの感動をなんらかの形で味わえることを祈ってます。